方程式における塩味とは?

塩味とはなにか

美味しい料理を作るための方程式 「塩味」「風味」「旨味」=美味しい料理
ここでは、そのうちの「塩味」について解説していきます。

「塩味」とは何か?を考えた際に、皆さんはどのような答えを思い浮かべるでしょうか。
まず結論から述べてしまうと、この方程式における「塩味」とは、「味の方向性」です。
方程式の料理とは?でも触れましたが、「味の方向性」には「甘味」「酸味」などがあります。それぞれの「味の方向性」を用いた料理にはどのようなものがあるかを下記に挙げてみますので、実際の料理とその分類例をもとに理解していただければと思います。

まず「甘味」を用いた料理。
これは主にスイーツなどがそれにあたります。ケーキやチョコレートといったお菓子、主食として食べられるものではフレンチトーストや各種シリアルなどあるでしょう。

「酸味」はどうでしょうか。
これには主に酢の物や梅干し、ピクルスなどの漬物類がそれにあたります。酢豚や酸辣湯のような料理も、単なるアクセントとして使用する以上に「酸味」を強調している場合はここに入るかもしれません。

そして、「味の方向性」「塩味」を用いた料理。
ここには、中華では醤油ラーメンや味噌ラーメンといった一般的なラーメン、チャーハンや回鍋肉などの炒め物。イタリアンではペペロンチーノやカルボナーラといったパスタ、和食では肉じゃがなどの各種煮物などがあります。

なんとなく理解できてきたでしょうか?
この「味の方向性」というのものは、その料理の中で一番強く感じる味覚の種類と言い換えてもいいでしょう。

なぜ「塩味」なのか?

では、なぜこのサイトの方程式では「味の方向性」として「酸味」「甘味」ではなく、「塩味」と限定しているのでしょうか?これにはもちろん理由があります。

突然ですが、皆さんに試していただきたいことがあります。
ここ数日の朝食、昼食、夕食として食べた料理を思い出せるだけ思い出してみてください。

思い出せましたか?
では、その中で「味の方向性」として「塩味」を使った料理はいくつあったでしょうか?
おそらく、思い出せた料理のうち半分以上が「塩味」を用いた料理だったのではないでしょうか。思い出せた料理のうち全てが「塩味」を用いた料理という方もいるでしょう。「酸味」「甘味」を主体とした料理が一番多かった、という方は少ないのではないでしょうか?
先述の「味の方向性」の解説の時点で感づいていた方もいらっしゃるかもしれませんが、私たちが日ごろ朝食、昼食、夕食として主食としている料理の大半は、この「塩味」「味の方向性」として用いた料理です。それはつまり、「塩味」を味の方向性として用いた料理が作れるようになれば、常日頃食べる料理の多くはカバーできる、ということになります。

また、このサイトは主に料理の初心者を対象にしているため、「味の方向性」としての要素を「塩味」に固定することで、なるべく考えることを少なくしたい、という狙いもあります。
よってこのサイトでは、方程式の「味の方向性」を決める要素を「塩味」と限定してレシピを紹介していきたいと思います。

方程式の応用

ここまでの解説で気付いた方もいらっしゃるかと思いますが、「酸味」「甘味」といった要素も方程式に応用することができます。

つまり、
「酸味」「風味」「旨味」=美味しい料理
「甘味」「風味」「旨味」=美味しい料理
といった形でも方程式は成立するということになります。

もし、皆さんが方程式を使いこなし様々な料理を作れるようになった時には、「塩味」「酸味」「甘味」に置き換えて料理楽しむのもよいでしょう。