方程式の料理とは?

美味しい料理の方程式(ルール)

美味しい料理を作るには、一定のルールがあります。

それは、「塩味」「風味」「旨味」の3つの要素を材料や調味料で満たしてあげれば美味しい料理が作れる、というルールです。このサイトでは、主に料理初心者の方や少し料理に慣れてきた人に向けて、このルールを方程式のように使いながら食材や調味料の役割を考えたレシピを公開していきます。

 

方程式とは?

「塩味」「風味」「旨味」=美味しい料理

と、突然言われてもピンとこない方も多いと思います。
そこで、チャーハンを例を挙げて説明したいと思います。

チャーハンのレシピは様々なものがありますが、よく中華料理屋さんなどで出てくるシンプルなチャーハンとして、「ごはん」「卵」「塩」「コショウ」「味の素」「醤油」を使ったレシピを例にしたいと思います。このレシピを方程式に当てはめると、「塩味」:塩「風味」:コショウ、醤油「旨味」:味の素となります。

塩、コショウ、醤油、味の素という方程式の3つの要素を全て満たした味付けを、「ごはん」と「卵」に対して行う料理。これが「チャーハン」ということになります。

このように、一般的に家庭で作られるような美味しい料理の多くは、この方程式に当てはめて考えることができます。そしてその逆も同様に、この方程式に当てはめながらレシピを考えれば、美味しい料理を作ることができる、ということがいえます。このサイトでは、このように方程式の各要素に食材や調味料を当てはめながらレシピを紹介していきます。このルールを意識しながら料理をすると、次のようなことに役立ちます。

  • 冷蔵庫にある材料で、美味しい料理を作れるようになる
  • 失敗した際に、原因を知るための手がかりとなる
  • 新しいレシピを考える手助けになる

この方程式を使った料理で、料理上手への第一歩としてこのサイトを役立てていただければと思います。
「塩味」「風味」「旨味」の、より詳しい解説は下記ページをご覧ください。

各要素の詳しい解説

 

方程式を使いこなすために

料理をする上で方程式を使う大きなメリットの1つに、方程式の各要素や食材を使いまわすことで、新たな料理を作ることができるというものがあります。

例えば先ほどのチャーハンを例に挙げると、「塩」「コショウ」「醤油」「味の素」という味付けをそのままに「卵」「ごはん」「空心菜」に変更するだけで、そのまま中華料理屋さんの「空心菜炒め」にすることができます。さらに、「味の素」「アンチョビ」+「ニンニク」+「白ワイン」と変更することで、空心菜を使った少しイタリアンなおつまみに早変わりさせることができます。

このように、方程式をつかいこなすことで、先に述べたような冷蔵庫にあるもので料理ができるようになったり、新しいレシピを考えたり、といったことができるようになります。そのため、方程式をよりうまく使いこなすことができるように、このサイトでは、同じ味付けで違う食材を使用したレシピや、塩味風味は同じだけど旨味だけ違うレシピといったレシピを多く紹介します。方程式を意識しながら、このサイトで紹介するレシピをいくつも作っているうちに、「あんなレシピもできそうだな」「このレシピこの要素はあの料理に応用できそうだな」といったアイデアが浮かぶようになるでしょう。

 

ごく一部の特別な料理について

「一般的に家庭で作られるような美味しい料理の多くに、この方程式に当てはめて考えることができます。」と上に書きました。実際にこの方程式は一般的な家庭料理のほぼすべてに当てはめることができますが、「多くに」という言葉の示す通り、ごく一部の非常にクセの強い食材や特別な味付けを行う料理などに方程式が適用できない「例外」があります

「例外」には次のようなものあります。この方程式は>塩味をメインの味覚とする料理を前提としているため、メインの味覚として酸味を使う「酢の物」。独特な香りを持つ食材をメインにした料理。触れただけで痛みを感じるような唐辛子など、極端な辛さの食材を使った料理などです。料理には世界中で信じられないほど様々な食材や調理法が存在しており、その全てを1つのルールで表現することはとても不可能です。

もしこのサイトで料理を学び、自分で新しい料理を作り出す際にこの方程式が適用できないことがあるかもしれません。その時は、なぜこの方程式が適用できないのか、原因となっている要素は何なのかという調査にもぜひこの方程式を使ってみてください。旨味として使用している調味料に原因がありそうだ、と感じたらその調味料だけ入れ替えてみる。食材の持つ風味に原因がありそうだ、と感じたらその食材だけ入れ替えてみる。というように原因を調査する上で試行錯誤の一助となるでしょう。